Western blotting / ウエスタンブロッティング法は、タンパク質実験では欠かせない技術です。
この手法は、「電気泳動の優れた分離能」と「抗原抗体反応の高い特異性」を組み合わせて、ごちゃ混ぜのタンパク質から特定 (目的) のタンパク質を検出する手法です。
細胞に、薬剤刺激など何かしらの刺激を加えた際に、目的のタンパク質の発現がどう変化するのかなどを調べることが出来ます。
また、リン酸化されたタンパク質など、修飾を受けたタンパク質の存在も確認することが可能です。
↓実験の大まかな流れ
① 電気泳動によってタンパク質を分離する。
② メンブレンへブロッティングする。
③ メンブレンをブロッキングする。
④ 一次抗体で処理する。
⑤ 二次抗体で処理する。
⑥ 検出する。