MTTアッセイは、"細胞の増殖能" や "細胞の生存率"、"細胞毒性" を調べるために広く用いられる手法である。
MTT〔3-(4,5-ジメチル-チアゾール-2-イル)-2,5-ジフェニルテトラゾリウムブロマイド〕は淡黄色の基質であり、細胞内のミトコンドリアにある脱水素酵素によって還元されることで、紫色のホルマザン色素が生じる。
色素量は代謝活性のある生細胞の数と相関するため、570nmの吸光度を測定することによって "細胞の増殖能" や "細胞の生存率"、"細胞毒性" を評価することが可能である。